電気料金の最も得する支払い方法は?|東京電力編

東京電力での電気料金の支払い方法は4つあります。

クレジットカード

あらかじめ登録したクレジットカードで立替払いされ、カード利用料金として請求されます。クレジットカードのポイントが付与されます。

口座振替

銀行口座から自動引き落としされます。請求金額から月50円、年間600円が割り引かれます。ただし2019年10月以降の新プランでは50円割引が廃止され、支払い方法に関わらず請求額1,000円につき5ポイントが付与されるポイントサービスに変わりました。

SMS選択払い

SMSに通知が届き、スマートフォン決済やクレジットカードの都度払いで支払います。PayPay、d払い、メルペイ、PAYSLEが利用できます。

PayPayはポイント付与の対象外、d払いは100円につき1ポイントが付与されます。

請求書(払込用紙)

請求書が届き、コンビニや銀行、ゆうちょ銀行などの窓口で直接支払います。

電力自由化以降のプランでは請求書の発行手数料として毎月220円税込がかかります。

最もお得な支払い方法

東京電力の電気料金は毎月1回の請求です。

旧プランの方

口座振替なら請求金額に関係なく、50円税抜が割り引かれます。それ以外の支払い方法ではエポスゴールドカードの1.5%が最も還元率が高くなります。

クレジットカードでは公共料金の支払いに対するポイント付与を対象外にしていたり、通常より低い還元率にしていることがあるので注意が必要です。平均的には0.5%還元が多いようです。

1ヶ月分の請求額が3,000円の場合、口座振替なら50円の割引、還元率1.5%のクレジットカードなら45円相当が還元され、口座振替の方がお得になります。1ヶ月分の請求額が4,000円の場合、口座振替なら50円の割引、還元率1.5%のクレジットカードなら60円相当が還元され、先ほどとは逆にクレジットカードの方がお得になります。

どちらがお得になるかの分岐点は3,333円、それより少なければ口座振替の方がお得になります。ちなみに還元率1.0%なら5,000円、還元率0.5%なら10,000円までは口座振替の割引の方が大きくなります。

電気料金は季節による変動も大きいので、クレジットカードで付与されるポイントが年間600円相当より多いならクレジットカード払いが最もお得になるでしょう。

新プランの方

口座振替の50円割引が廃止されたので、東京電力のポイントサービスとクレジットカードのポイントの掛け合わせが最もお得になります。クレジットカードのポイント付与率が1.0%より低い場合は、d払いも選択肢に入れていいでしょう。

東京電力のポイントサービスは、1,000円につき5ポイントが付与されます。1ポイント=1円相当なので、還元率は0.5%になります。貯まったポイントはTポイント、Ponta、WAONポイント、nanacoポイント、au、dポイント、amazon gift cardなどと交換できます。

また毎月1回、くらしTEPCOにログインするだけで50ポイントが付与されます。これだけでも口座振替の50円割引と同じ効果が得られます。